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鎧や兜を飾って祝う風習は室町時代に始まり、江戸期に飾次第が整えられました。
行事に応じたさまざまな飾り方がありますが、武士の晴れの着用である鎧の威儀を正した「式正飾」が五月の節句飾として今日に伝えられています。
1.唐櫃の中に納められている品を全て取り出してください。
2.唐櫃に蓋をして、飾る場所に置くその上に立木(芯木)を唐櫃の中央より少し手前に置いてください。
3.その立木(芯木)の上に袱紗を掛けておきます。
4.兜鉢を手元に持ち、鍬形を差し込みます。その時鍬形の表裏をよく確かめてください。
5.龍頭(前立)を差し込みます。兜の種類によっては龍頭が獅子頭になっていたり、時には頭(前立)が全くないものもあります。
6.最後に全体の形を整え、袱紗をかけた立木(芯木)の上に兜を載せてください。
一生の財産、宝として五月人形を末永くお使いいただくために、次の点にご注意ください。